サービス紹介動画の事例9選|作り方と構成のコツ・費用も解説

「他社のサービス紹介動画を参考にしたいのに、検索しても制作会社の実績ページばかり出てくる」
「自社のサービスに合うのはアニメーションなのか実写なのか、判断の基準がほしい」

このようなお悩みはありませんか?

サービス紹介動画は、参考にする事例の選び方で仕上がりの方向性が決まります。ただ、事例集の多くは制作会社の実績アピールで、自社に近い事例を探すのに時間がかかります。

この記事では、各社が公式チャンネルで公開している他社のサービス紹介動画9本を、アニメーション・実写・デモ型などのタグ付きで紹介します。事例に共通する構成のポイント、作り方5ステップ、費用の考え方まで、この1本で発注前の判断材料がそろいます。

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サービス紹介動画とは

事例を見る前に、サービス紹介動画がどんな動画で、どこで使われるのかを押さえておきましょう。ポイントは次の2つです。

  • サービス紹介動画の目的と会社紹介動画との違い
  • サービス紹介動画が活用される主な場面

それぞれを順に解説します。

サービス紹介動画の目的と会社紹介動画との違い

サービス紹介動画とは、自社の商品・サービスの内容や魅力を映像で伝え、視聴者の理解と購買検討を後押しする動画です。名前の似ている会社紹介動画とは、次の3点で役割が分かれます。

比較の観点サービス紹介動画会社紹介動画
伝える対象単一の商品・サービス会社全体
主な視聴者見込み客取引先・求職者
ゴール問い合わせ・購入の後押し会社への信頼獲得

自社の何を伝えたいかで、作る動画はどちらかに決まります。この記事では前者、サービス単体を伝える動画を扱います。

サービス紹介動画が活用される主な場面

サービス紹介動画は、1本作れば複数の場面で使い回せます。主な活用場面は次のとおりです。

  • 自社サイト・サービスLPへの掲載
  • 商談前の送付や商談中の上映
  • 展示会ブースでの放映
  • YouTube・SNSでの広告配信
  • メルマガや商談後のフォロー送付

アルファノート株式会社の調査では、企業が活用する動画のうち製品・サービス紹介動画が46.4%と最も多く、商談前に動画を視聴した見込み客は57.4%にのぼります。営業担当者の説明のバラつき解消を実感した企業も42.8%あり、営業の現場が主戦場になっている動画といえます。

※参考:アルファノート株式会社「営業動画に関する調査

【BtoB】サービス紹介動画の参考事例5選

ここからは実際の事例です。いずれも当サービスの制作実績ではなく、各社が自社の公式チャンネルで公開している他社の事例です。

  • 【アニメーション】SmartHR:人事労務ソフトの機能を図解で伝える
  • 【デモ型】kintone:製品画面の操作で導入後の業務を見せる
  • 【アニメーション】ASHIATO:新しいサービスを課題起点で伝える
  • 【更新型】freee:紹介動画を作り直して鮮度を保つ
  • 【実写】oVice:使っている様子で導入イメージを作る

それぞれを順に解説します。

【アニメーション】SmartHR:人事労務ソフトの機能を図解で伝える

クラウド人事労務ソフトSmartHRの、各種機能を紹介する公式動画です。雇用契約や年末調整といった目に見えない業務の変化を、図解の動きで表現しています

参考にしたいのは、機能を網羅せず「紙の作業がなくなる」という価値に絞って見せている点です。SaaSのように無形で多機能なサービスほど、機能一覧ではなく代表的な利用場面の図解に絞ると伝わりやすくなります。

【デモ型】kintone:製品画面の操作で導入後の業務を見せる

サイボウズの業務改善プラットフォームkintoneが、実際の製品画面を操作しながらできることを見せる公式動画です。

デモ型の強みは、導入後に自分が使う画面をそのまま確認できることです。検討が進んだ見込み客ほど「実際の操作感」を知りたがるため、商談後のフォロー送付に向いたタイプです。ツール系のサービスなら、イメージ映像より画面収録の方が問い合わせの質が上がる場合があります。

【アニメーション】ASHIATO:新しいサービスを課題起点で伝える

エン・ジャパンのリファレンスチェックサービスASHIATOの説明動画です。「リファレンスチェックとは何か」という概念の説明から入り、採用面接の課題とセットでサービスを紹介する構成が特徴です。

市場にまだ浸透していないサービスは、機能を語る前に「あなたの採用にはこういう見落としがある」という課題の自覚から作る必要があります。新しいカテゴリのサービスを扱う会社が最も参考にしやすい型です。

【更新型】freee:紹介動画を作り直して鮮度を保つ

クラウド会計ソフトfreeeの紹介動画です。注目したいのはタイトルに「2025」と年号が入っている点で、紹介動画を作って終わりにせず、版を改めて公開し直す運用がうかがえます。

SaaSは機能も画面も料金も変わり続けるため、古い紹介動画は誤解のもとになります。サービス紹介動画は一度作ったら数年使う資産と考えられがちですが、内容が変わったら作り直す前提で予算を組む方が、実態としては安全です。

【実写】oVice:使っている様子で導入イメージを作る

バーチャルオフィスツールoviceの公式サービス紹介動画です。実際に使っている様子を見せることで、「導入したらチームの会話がどう変わるか」を疑似体験させる作りになっています。

コミュニケーションツールのように体験そのものが価値のサービスは、図解より利用風景の方が伝わります。自社のサービスの価値が「使っている時間」にあるなら、実写を軸に検討したいところです。

【BtoC】サービス紹介動画の参考事例4選

続いて、消費者向けサービスの事例です。BtoCは視聴者が仕事ではなく生活の文脈で見るため、BtoBよりも短く、自分ごと化の速さが求められます。

  • 【アプリ紹介】メルカリ:はじめての利用の流れを伝える
  • 【実写】レアジョブ:レッスンの体験をそのまま見せる
  • 【手順型】ファストドクター:利用の流れを示して不安を減らす
  • 【アプリ紹介】ユビー:症状から使う場面を想起させる

それぞれを順に解説します。

【アプリ紹介】メルカリ:はじめての利用の流れを伝える

フリマアプリのメルカリが公式チャンネルに置いている紹介動画です。CMで認知を取った後も、はじめて使う人向けの紹介動画を公式チャンネルに常設している点が参考になります。

BtoCアプリの障壁は「なんとなく難しそう」という初回利用のハードルです。認知獲得のCMと、利用開始を後押しする紹介動画は役割が別で、両方そろえてはじめて新規ユーザーの導線がつながります。

【実写】レアジョブ:レッスンの体験をそのまま見せる

オンライン英会話レアジョブの公式チャンネルにある、初めてのレッスンを受ける様子をそのまま見せる動画です。

英会話サービスの見込み客が不安なのは、料金より「初回レッスンで固まってしまわないか」です。サービスの中身を編集で飾らず見せることが、そのままサービス紹介として機能しています。体験が商品のサービスは、この「隠さない見せ方」が検討の後押しに向いています。

【手順型】ファストドクター:利用の流れを示して不安を減らす

夜間・休日の往診サービス、ファストドクターの利用の流れを説明する公式動画です。依頼から診察までの手順を順番に示すことで、「こんなことで呼んでいいのか」という心理的なハードルを下げています

医療のように利用へのためらいが強いサービスでは、魅力を語るより手順を見せる方が行動につながります。「流れが分かれば使える」タイプのサービスに合う型です。

【アプリ紹介】ユビー:症状から使う場面を想起させる

症状検索アプリ、ユビーの公式サービス紹介動画です。「気になる症状があるとき」という利用場面の想起からアプリの価値につなげる構成です。

検索して見つけてもらうタイプのサービスは、機能説明より「どんなときに思い出してほしいか」を刷り込む方が実際の利用につながります。使う場面が生活の中に埋まっているサービスの参考になります。

自社に近い事例が見つかった方へ

「この事例のような動画を作りたい」という相談の仕方が、実は一番話が早い方法です。受注率爆上げくんが企画から形にします。

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商談化率・受注率の頭打ちでお悩みの方へ。当社の受注率爆上げくんなら、累計700社以上実績から「売上」に繋がる動画を設計します。弊社の支援事例では受注率が10%以上改善しました。

事例に共通する伝わる構成の3つのポイント

9本の事例はタイプこそ違いますが、構成には共通点があります。自社で作るときにそのまま使える要素は次の3つです。

  • 冒頭で視聴者の課題を提示している
  • 特徴を3つ以内に絞って伝えている
  • 視聴後の行動を1つ指定している

それぞれを順に解説します。

冒頭で視聴者の課題を提示している

伝わるサービス紹介動画は、サービス名ではなく視聴者の課題から始まります。冒頭の数秒で「自分の話だ」と思わせられるかどうかが、その先を見てもらえるかの分かれ目だからです。

ASHIATOが採用面接の見落としから入り、ファストドクターが夜間の急な体調不良という場面から入るように、課題や利用場面の提示が先、サービスの登場は後という順番は、事例のタイプを問わず共通しています。自社の動画でも、台本の1行目は機能ではなく視聴者の困りごとから書き始めてください。

特徴を3つ以内に絞って伝えている

1本の動画に入れる特徴は3つ以内が目安です。サービスへの思い入れが強いほど全部盛り込みたくなりますが、詰め込みは動画がぼやける一番の原因です。

SmartHRの事例が機能一覧ではなく代表的な価値に絞っていたように、伝える情報を減らすほど1つあたりの印象は強くなります。入り切らなかった特徴は、別の切り口の動画やデモ型の詳細版に分ける方が、結果として全部伝わります。

視聴後の行動を1つ指定している

動画の最後には、視聴者に取ってほしい行動を1つだけ示します。資料請求、無料トライアル、問い合わせのどれでも構いませんが、指定がない動画は「いい動画だった」で終わります

ここで大切なのは1つに絞ることです。「資料請求も、トライアルも、SNSのフォローも」と並べると、視聴者はどれも選びません。動画の掲載場所ごとに、次に踏んでほしい行動を決めてから台本を締めてください。

サービス紹介動画の作り方5ステップ

事例と構成の型をふまえて、実際に作るときの手順です。発注する場合も、この流れを知っておくと制作会社とのやり取りが具体的になります。

  • ステップ1:動画の目的と活用シーンを決める
  • ステップ2:ターゲットと訴求ポイントを決める
  • ステップ3:構成案・台本を作る
  • ステップ4:撮影・素材制作を行う
  • ステップ5:編集して配信・効果検証する

それぞれを順に解説します。

ステップ1:動画の目的と活用シーンを決める

最初に決めるのは、動画をどこで使うかです。LPに置くのか、商談で見せるのか、広告で流すのかで、適切な尺も表現も変わります。内容から考え始めると、どの場面にも合わない動画になりがちです。掲載場所が先、内容が後の順番で固めてください。

ステップ2:ターゲットと訴求ポイントを決める

次に、誰のどんな課題に刺す動画かを決めます。ここで機能の羅列をベネフィットに変換しておくのがポイントです。「AIで自動仕訳」ではなく「経理作業の時間が減る」のように、視聴者にとっての変化の言葉に直してから台本に進みます。

ステップ3:構成案・台本を作る

前の章の3つのポイント、課題提示・特徴の絞り込み・行動の指定を台本に落とし込みます。実写やアニメーションの場合は絵コンテも作り、映像が完成する前にこの段階で関係者の合意を取っておくと、後の手戻りと追加費用を防げます。

ステップ4:撮影・素材制作を行う

実写なら撮影、アニメーションなら作画やモーション制作の工程です。内製する場合でも、撮影機材は最小限で問題ありません。カメラより先に、音声と照明に予算を回す方が仕上がりへの効果は大きくなります。

ステップ5:編集して配信・効果検証する

テロップ、BGM、ナレーションを整えて公開します。公開後は再生数だけでなく視聴維持率を確認してください。どこで離脱されているかが分かれば、次の動画の構成や、冒頭の作り直しの判断材料になります。

サービス紹介動画の制作費用と内製・外注の判断基準

最後に費用です。金額の一覧より先に、何が費用を動かすのかと、内製と外注の分かれ目を押さえると判断しやすくなります。

  • 制作費用が決まる4つの要因
  • AIツールやCanvaで内製する場合にできること・限界
  • 制作会社に外注する場合の費用目安

それぞれを順に解説します。

制作費用が決まる4つの要因

サービス紹介動画の費用は、主に次の4つで決まります。

  • 動画の尺
  • 実写かアニメーションか
  • 撮影日数とキャストの起用
  • 修正回数の上限

実写は撮影日数と出演者で、アニメーションは作画の作り込みで金額が動きます。「安いから悪い」ではなく、自社の要件にどこまで必要かで判断するのが基本です。社内向けの説明動画と、広告で流す動画では、かけるべき金額がそもそも違います。

AIツールやCanvaで内製する場合にできること・限界

AI動画ツールやCanvaのテンプレートを使えば、動画制作の経験がなくても一定の形にはなります。社内共有用の説明動画や、SNSに数を出す簡易動画なら内製で十分成立します

一方で、テンプレートが用意してくれるのは見た目までです。誰のどんな課題に刺すかという訴求設計、台本の質、商談の場で流せる品質、BGMや素材の権利処理は、ツールでは解決しません。LPや商談といった受注に直結する場面の動画は、外注に分があります。

制作会社に外注する場合の費用目安

外注の見積もりは、要件定義の粒度で大きく変わります。同じ「サービス紹介動画1本」でも、尺・表現方法・撮影の有無・修正回数の条件しだいで金額に差が出るため、複数社を比較するなら条件をそろえて依頼することが前提になります。

料金の一例として、受注率爆上げくんでは動画1本の制作に戦略提案が付いたトライアルプランが30万円、本数をまとめたスタンダードプランが10本150万円からです。1本の単価だけでなく、複数本作る場合の総額で比較してください。

サービス紹介動画の制作は受注率爆上げくんにお任せください

受注率爆上げくんは、動画の戦略設計から制作、公開後の運用改善までを一気通貫で支援する動画制作サービスです。サービス説明動画やデモ動画も対応領域に含まれます。

この記事で紹介した事例のように、サービス紹介動画には「どの型で作るか」の選択肢が複数あります。受注率爆上げくんでは、目的と商材のヒアリングから型の選定、台本、制作、公開後の視聴データをふまえた改善までを任せられるため、社内に動画の知見がなくても進められます。「作りたい動画がまだ固まっていない」段階からの相談で構いません。

受注につながるサービス紹介動画を作りたい方へ

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サービス紹介動画に関するよくある質問

最後に、サービス紹介動画についてよくある質問に答えます。

サービス紹介動画にBGMを使うときに著作権の許可は必要ですか?

市販されている楽曲を使う場合は、原則として権利者の許諾が必要です。YouTubeのように著作権管理団体と包括契約を結んでいるサービスもありますが、市販のCD音源をそのまま企業の動画に使う行為は契約の範囲外で、自社サイトや広告での利用も別の話になります。

実務では、商用利用が認められたフリーBGMを使うのが現実的です。その場合も、配布元の規約で商用利用の可否とクレジット表記の条件を確認してください。

サービス紹介動画の適切な長さはどのくらいですか?

用途で決まるため、唯一の正解はありません。目安として、広告なら15〜30秒、LP掲載や商談用なら60〜90秒、デモや詳しい説明なら3分前後が見てもらいやすい長さです。

迷ったら短い方を選び、伝える内容を絞ってください。長さで情報量を確保するより、短い動画を用途別に分ける方が、それぞれの場面で機能します。

英語版のサービス紹介動画は作れますか?

作れます。方法は主に、字幕の追加、ナレーションの差し替え、画面内テロップの翻訳の3パターンで、かける費用と伝わりやすさが変わります。

海外展開の予定があるなら、最初の制作時にテロップを差し替えやすいデータ構成にしておくのがポイントです。後から多言語化する前提を制作会社に伝えておくと、翻訳版の制作費を抑えやすくなります。

まとめ

サービス紹介動画は、参考事例をタグで選ぶところから始めると迷いません。無形のSaaSならアニメーション、ツールの検討後期向けならデモ型、体験が価値のサービスなら実写と、自社の商材に合わせて型を選んでください。

構成は、課題の提示から入り、特徴を3つ以内に絞り、視聴後の行動を1つ指定する。この3点は事例のタイプを問わず共通です。費用は尺・表現方法・撮影規模・修正回数で決まるため、条件をそろえた相見積もりで比較してください。

まずは今日紹介した9本から、自社に一番近い1本を決めるところから始めてみてください。

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