「リードナーチャリングを始めたいが、施策の種類が多すぎて選べない」
「メルマガは配信しているものの、その先に何を足せばいいか分からない」
このようなお悩みはありませんか?
ナーチャリングの手法は、メールからセミナー、動画、電話フォローまで幅広く、すべてをやる必要はありません。自社のリード数とリソースに合うものを2〜3個組み合わせれば十分に機能します。
本記事では、リードナーチャリングの手法13選をコスト感つきの一覧で示し、自社に合う施策を選ぶ3つの判断軸、手法を組み合わせて商談につなげる方法まで解説します。来期の施策選定の材料として活用してください。
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リードナーチャリングの手法一覧
リードナーチャリングとは、獲得した見込み顧客と接点を持ち続け、購買意欲を高めていく育成活動です。その手法は次の13種類に整理できます。
| 手法 | コスト感 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| メルマガ配信 | 低 | まず始めたいすべての企業 |
| ステップメール | 低 | 資料DLなど起点行動が明確な企業 |
| セミナー・ウェビナー | 中 | 検討中期のリードを見分けたい企業 |
| オウンドメディアの記事コンテンツ | 中 | 継続的な制作体制を組める企業 |
| ホワイトペーパー | 中 | 比較検討層に情報を届けたい企業 |
| SNSでの情報発信 | 低 | 接触頻度を保ちたい企業 |
| リターゲティング広告 | 中 | サイト訪問者を逃したくない企業 |
| インサイドセールスによる電話フォロー | 中〜高 | 営業と連携して商談化を急ぐ企業 |
| 郵送DM | 中 | メールが届かない層に接触したい企業 |
| 展示会・イベント | 高 | 対面で関係を作り直したい企業 |
| Webトラッキングを起点にしたフォロー | 中 | MAツール導入済みの企業 |
| ユーザー会・コミュニティ | 中 | 既存顧客の声を検討層に届けたい企業 |
| 動画コンテンツ | 中 | 説明の伝わりにくい商材を扱う企業 |
ナーチャリングの考え方や進め方の全体像は、次の記事で解説しています。手法選定の前に設計を固めたい方は、あわせて確認してください。
リードナーチャリングとは?リードジェネレーションとの違いや進め方5ステップも解説!
リードナーチャリングの手法13選
一覧に挙げた13の手法を、表と同じ順で解説します。
メルマガ配信
メルマガは、ナーチャリングの土台になる手法です。配信コストが低く、リード全体に定期的な接点を作れるため、他の施策への入口としても機能します。お役立ち情報とお知らせを織り交ぜ、週1回から隔週程度の頻度で続けるのが定番です。売り込み一辺倒の内容は配信停止を招くため、読み手の役に立つ情報を主役にして、案内は添える程度に抑える構成が長続きします。
ステップメール
ステップメールは、資料ダウンロードなどの行動を起点に、あらかじめ組んだ順序でメールを自動配信する手法です。獲得直後の関心が高いタイミングを逃さず、基礎知識から事例へと段階的に理解を深めてもらえます。一度シナリオを組めば自動で回り続けるため、少人数の運用と相性が良い施策です。起点となる行動別にシナリオを分けると、内容のずれが減って反応が上がります。
セミナー・ウェビナー
セミナーは、参加という能動的な行動を通じて、温度感の高いリードを見分けられる手法です。開催の手間はかかりますが、参加者は数十分から1時間を自社のテーマに使ってくれた相手であり、その後のフォローの優先対象になります。オンライン開催なら会場費がかからず、録画を後日のコンテンツとして使い回すこともできます。共催セミナーにすれば、相手企業のリードとの新しい接点も生まれます。
オウンドメディアの記事コンテンツ
自社サイトの記事コンテンツは、検討初期のリードが自分から情報を取りに来る受け皿になります。メルマガやSNSで記事へ誘導し、読まれたテーマから関心を推測するという使い方で、他の手法の素材庫としても機能します。効果が出るまでに時間がかかり、継続的な制作体制も必要になるため、単発ではなく年単位の運用を前提に取り組む手法です。既存記事の棚卸しから始めると、初期投資を抑えられます。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーは、比較検討段階のリードに深い情報を届ける手法です。選び方ガイドや調査レポートといった形式で、記事より踏み込んだ内容をダウンロード形式で提供します。ダウンロードという行動自体が関心の証拠になるため、温度感の判定材料としても使えます。営業資料や過去のセミナー内容を再編集すれば、ゼロから書き起こすより短期間で用意できます。
SNSでの情報発信
SNSは、メールほどの強さを持たない、ゆるやかな接点を保つ手法です。BtoBならXやFacebookでの発信が中心で、フォローしてもらえれば、メールを開かない相手のタイムラインにも情報が届きます。即効性のある商談化施策ではなく、忘れられないための露出と割り切って、記事やセミナーの告知窓口として運用するのが現実的です。担当者の負荷が軽い範囲で、更新頻度を決めて続けます。
リターゲティング広告
リターゲティング広告は、自社サイトを訪れたリードに、離脱後も広告で再接触する手法です。検討が浅い段階で離脱した相手に社名を思い出してもらう役割で、メールアドレスの取得前でも接点を維持できる点が他の手法との違いです。広告費はかかりますが、対象が訪問者に限られるため、新規向けの広告より無駄打ちが少なく済みます。訪問したページに応じて出し分けると、内容のずれを抑えられます。
インサイドセールスによる電話フォロー
インサイドセールスは、行動データを起点に電話やオンラインで個別フォローする手法です。メール開封やセミナー参加といったシグナルの出たリードへ架電し、状況をヒアリングして商談化の見極めまで担います。配信型の施策と違って対話ができるため、検討の温度感を直接確かめられるのが強みです。人件費がかかるぶん、全リードではなく反応のあった相手に絞って運用することで費用対効果が保てます。
郵送DM
郵送DMは、メールが開封されない層への物理的な接触手段です。メールボックスと違って郵便物は目を通される確率が高く、役職者など メールでの接点が作りにくい相手にも届きます。印刷・郵送のコストがかかるため、全リードへの一斉送付ではなく、重点企業への個別アプローチとして使うのが定石です。手書き要素や資料の同封で開封後の印象を工夫すると、後続の架電にもつながりやすくなります。
展示会・イベント
展示会は獲得の場と見られがちですが、既存リードとの関係を作り直すナーチャリングの場としても機能します。出展の案内を口実に休眠リードへ連絡し、会場で近況を聞く。この流れは、メールだけでは戻らなかった関係の再構築に向いています。出展コストは13手法の中で最も高い部類のため、獲得と育成の両方の目的を持たせて費用対効果を確保する設計が前提になります。
Webトラッキングを起点にしたフォロー
Webトラッキングは、リードが自社サイトのどのページを見たかを検知し、行動を起点にフォローする手法です。料金ページや事例ページの閲覧は検討が動いたシグナルであり、そのタイミングでメールや架電を当てると、的外れなアプローチが減ります。MAツールの導入が前提になるため、リード数が増えて手動管理が限界を迎えた企業向けの手法です。シグナルの定義を営業と共有しておくと、連携が滑らかになります。
ユーザー会・コミュニティ
ユーザー会は既存顧客向けの場ですが、検討中のリードを招くことで、導入企業の生の声に触れてもらうナーチャリングとして機能します。売り手の説明より、同じ立場のユーザーの話のほうが検討層には響きます。運営の手間はかかるものの、既存顧客の満足度向上と検討層の後押しを同時に狙える点で、他の手法にない価値があります。小規模な座談会形式から始めれば、運営負荷を抑えられます。
動画コンテンツ
動画は、文章より短時間で深い理解を届けられ、視聴データで温度感まで測れる手法です。休眠リードの掘り起こしメールに添える、比較検討層に顧客事例を見せる、商談前にサービス説明を送る、と検討段階ごとに使い場面があります。誰がどこまで視聴したかが分かるため、「全編視聴した相手から架電する」といった他の手法との連携も組みやすくなります。説明が難しい無形商材やITサービスほど、テキストとの伝わり方の差が大きく、1本を複数のシナリオで使い回せるためコンテンツ資産としての寿命も長い手法です。
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自社に合う手法の選び方
13の手法から自社に合うものを絞り込む判断軸は、次の3つです。
- リードの数と検討段階で選ぶ
- 社内リソースと運用体制で選ぶ
- 商材の単価と検討期間で選ぶ
それぞれを順に解説します。
リードの数と検討段階で選ぶ
リードが数百件以上あるなら、メルマガやステップメールといった配信型で広く接点を保ち、反応のあった相手に個別フォローを重ねる二段構えが基本形になります。逆にリードが数十件規模なら、配信の仕組みを作るより、インサイドセールスや郵送DMで1件ずつ丁寧に当たるほうが早く成果に届きます。また、手元のリードが検討初期に偏っているなら記事やセミナー、比較段階が多いなら事例やホワイトペーパーと、段階の分布によっても優先すべき手法は変わります。
社内リソースと運用体制で選ぶ
手法ごとに必要な体制は大きく違います。メルマガとステップメールは1人でも回せますが、オウンドメディアや動画の内製、コミュニティ運営は継続的な制作・運営体制が前提です。兼任1人の体制で欲張った施策を選ぶと、更新が止まって接点ごと途切れます。続けられる施策を1〜2個に絞って安定させ、余力ができたら次を足す。この順序を守るだけで、ナーチャリングの失敗の大半は避けられます。制作系の手法は外注の併用も選択肢に入れて判断してください。
商材の単価と検討期間で選ぶ
高単価で検討期間の長い商材ほど、セミナー、事例、個別フォローといった深い接点を組み込む価値があります。1件の受注が大きいため、リード1件あたりに手間をかけても採算が合うからです。反対に、単価が低く検討期間の短い商材では、ステップメールやリターゲティング広告など自動で回る施策を中心にしないと、費用が受注額を上回ります。自社の平均受注額と検討期間を書き出し、リード1件にかけられる上限コストから逆算すると、選ぶべき手法の範囲が定まります。
手法を組み合わせて成果につなげる方法
手法は単発で使うより、検討段階に沿って接続することで商談化までの流れが生まれます。組み合わせの例を1本示します。メルマガで全体に接点を保ち、開封者に事例動画を案内する。動画を全編視聴したリードをインサイドセールスが架電し、状況を聞いたうえで温度の高い相手にセミナーや個別相談を案内する。ここまでつながって、はじめて配信が商談に変わります。
設計のポイントは、各手法の役割を「次のどの行動につなげるか」で定義することです。メルマガの役割は開封ではなく動画への誘導、動画の役割は視聴ではなく架電先の選別、という具合に出口を決めてから中身を作ると、施策同士が数珠つなぎになります。まず2つの手法の接続から始めて、反応データを見ながら経路を増やしていけば、無理のない範囲でシナリオが育っていきます。
営業成果につながる動画制作なら動画でカリトルくんがおすすめ
13の手法のうち動画コンテンツを実装したい場合、営業改善特化の動画制作サービスである動画でカリトルくんが選択肢になります。掘り起こしメールに添える動画や商談前のサービス紹介など、ナーチャリングで使う動画はこのサービスの得意領域です。
営業プロセスに合わせた動画設計を任せられる
動画でカリトルくんは、制作の前に営業プロセスの分析から入ります。どの検討段階のリードに、どの接点で見せる動画かを設計してから制作するため、完成した動画がシナリオのどこで働くかが明確です。運営元のStockSunは累計700社以上のBtoB営業支援を手がけており、「作ったが使われない動画」というコンテンツ施策の典型的な失敗を設計段階で防げます。
最短1ヶ月で納品まで進められる
企画設計から撮影・編集までの一貫体制で、最短1ヶ月で納品に到達します。ナーチャリングのシナリオ立ち上げや、セミナー・展示会といった他の施策のスケジュールに合わせて、動画の用意を間に合わせられます。
トライアルプランで小さく試せる
料金は、動画1本と営業戦略の提案がセットのトライアルプランが30万円からです。まず掘り起こし用の1本で反応を確かめ、手応えがあれば事例動画や説明動画に広げる。本記事で解説した「絞って始めて育てる」進め方を、動画でも同じように実践できます。評判や事例は次の記事で確認できます。
動画でカリトルくんの評判は?特徴や料金と3つの注意点を解説!
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リードナーチャリングの手法でよくある質問
手法の運用についてよくある質問に回答します。
少人数のマーケ担当でも運用できますか?
運用できます。メルマガとステップメールの2つに絞れば、兼任1人の体制でも回せます。自動化できる施策を土台に据え、セミナーや記事制作のような工数の重い施策は、体制ができてから追加してください。手を広げて全部が中途半端になるより、狭く深く続けるほうが接点の質は保たれます。制作部分だけ外注する形も、少人数体制では有力な選択肢です。
メールの開封率が低い場合はどうすればよいですか?
最初に見直すのは件名と配信対象です。件名を受け手の関心事に寄せる、配信リストを検討段階でセグメントする、配信の曜日と時間帯を変える。この3つで開封率は動きます。それでも反応しない層には、メール以外の接点に切り替える判断も必要です。郵送DMやリターゲティング広告、開封済みなのに行動しない相手には動画つきのメールと、届け方を変えることで止まっていたリードが動く場合があります。
外注できる手法はありますか?
外注しやすいのは、記事やホワイトペーパー、動画といったコンテンツ制作系と、インサイドセールスの代行です。一方で、顧客の検討段階の定義やシナリオの設計判断は、顧客を知る自社側が握るべき部分です。「設計は自社、制作と実行は外部」という分担にすると、少ない体制でも施策の幅を広げられます。外注先を選ぶ際は、自社の商材と近い領域の実績を確認してから依頼してください。
まとめ
リードナーチャリングの手法は、メルマガからコミュニティ、動画まで13種類あります。選定の軸は、リードの数と検討段階、社内リソース、商材の単価と検討期間の3つです。全部をやる必要はなく、続けられる施策を2〜3個選んで接続することで、配信が商談につながる流れが生まれます。
始め方の定石は、メルマガで接点の土台を作り、反応のあったリードに事例や動画で深い情報を届け、温度の高い相手を個別フォローに引き渡す二段構えです。各手法の出口を「次のどの行動につなげるか」で定義すると、施策同士がかみ合います。
動画コンテンツから着手する場合は、設計から任せられる動画でカリトルくんのような外部サービスも活用しながら、自社のリードが動き出すシナリオを組んでください。
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