「広告費が上がり続けて、新規顧客の獲得単価が合わなくなってきた」「モールや検索のアルゴリズムが変わるたびに売上が揺れる」といった悩みを抱えるEC・通販事業者は少なくありません。こうした課題への対策として有効なのが、卸先や法人顧客などWebの外にある販路を営業代行で開拓する方法です。オンライン集客とは別の収益源ができれば、広告やアルゴリズムに左右されにくい事業運営が可能になります。この記事では、EC・通販の営業代行が解決できる課題やメリット、費用相場、代行会社の選び方、実際の支援事例まで解説します。
販路開拓は自社で営業担当を育てて取り組むだけでなく、新規開拓の実務を外部の専門チームに委ねて実現する選択肢もあります。BtoBのアウトバウンド営業を代行するカリトルくんは月額10万円から始められる固定報酬型のため、ECの販路開拓を小さく試したい企業に向いています。
EC・通販の営業代行が解決する課題

EC・通販の営業代行とは、卸先・法人顧客・実店舗など、オンライン集客の外側にある販路の新規開拓を外部の営業チームに任せるサービスです。
ここではまず、EC・通販事業者が営業代行を検討する背景となる課題を整理します。
広告費の高騰で新規獲得単価が上がる
EC・通販の集客はリスティング広告やSNS広告に頼る部分が大きく、その広告費は年々上昇しています。出稿する企業が増えて入札競争が激しくなった結果、同じ予算で獲得できる新規顧客の数は減り続けているのが実情です。1件あたりの獲得単価が商品の粗利を上回ってしまい、売れば売るほど利益が薄くなる状態に陥っている事業者もあります。この構造は自社の努力だけでは変えにくく、広告運用の改善だけで解決するのは困難です。
だからこそ、広告に費用を投じ続ける以外の顧客獲得ルートとして、卸先や法人顧客への営業活動が選択肢に入ってきます。広告費の一部を営業活動に振り分けることで、獲得単価の上昇に依存しない販路を育てられます。
アルゴリズム変動に売上が左右される
ECモールの検索順位や、GoogleとSNSの表示アルゴリズムは、事業者側の意思とは関係なく変更されます。昨日まで上位に表示されていた商品ページが、アップデートひとつで露出を失い売上が急落することも珍しくありません。オンライン集客だけに依存していると、この変動リスクを避ける手段がなく、売上の見通しも立てにくくなります。
一方、卸先や法人顧客との取引は、一度契約が成立すれば継続的な発注が見込め、アルゴリズムの影響をほとんど受けません。訪問数や表示回数に一喜一憂しない安定した売上基盤を持てることは、事業計画を立てるうえでも大きな利点です。営業代行は、この「変動に強い販路」を作るための実行部隊として機能します。
営業ができる人材がいない
EC・通販の事業者は、商品企画やサイト運営、広告運用の経験者は揃っていても、法人向けの新規営業を経験した人材がいないケースがほとんどです。卸先の開拓には、ターゲットリストの作成、電話やフォームでのアプローチ、商談化までの一連の実務が必要で、未経験者が独学で成果を出すのは簡単ではありません。
営業担当を新たに採用するにも、採用費と人件費に加えて教育の時間がかかり、成果が出るまでの期間を耐える体力が求められます。営業代行を使えば、こうした採用と教育の負担を抱えることなく、訓練された営業チームをすぐに動かせるのが利点です。社内の人員は商品と顧客対応に集中したまま、販路開拓だけを外部に任せる分業が成立します。
新規獲得単価の上昇やアルゴリズム変動といったここまでの課題は、いずれもオンラインの内側だけで解決しようとすると行き詰まりやすい問題です。カリトルくんは業界ごとに担当者を配置するBtoB営業代行として、EC・通販事業者の「Webの外の販路づくり」を実務から支援しています。
EC・通販で営業代行を利用するメリット

営業代行に任せられる業務は幅広く、卸先の開拓だけでなく、法人ギフト需要の掘り起こし、実店舗への取扱交渉、展示会後のフォロー、休眠顧客の掘り起こしまで含まれます。また、新商品を卸先に持ち込んで反応を検証し、顧客の声を集めるテストマーケティングとしての使い方も可能です。
ここでは、EC・通販事業者が営業代行を利用する主なメリットを解説します。
広告に依存しない販路を作れる
アウトバウンド営業で獲得した卸先や法人顧客は、広告経由の顧客とは性質が異なります。SEOやSNSと違ってアルゴリズムの影響を受けにくく、アプローチ数から成果の予測が立てやすいことが、営業という手法の特長です。架電数やフォーム送信数に対して何件の商談が生まれるかは、データが貯まるほど精度高く見積もれるようになり、リード獲得数の計画が立てやすくなります。
「来月は商談を何件つくりたいから、どれだけの量を動かす」という逆算ができるようになれば、売上目標に対して必要な行動量も明確になるでしょう。広告費が高騰しても、営業経由の販路があれば売上を支えられ、事業全体のリスクが分散されます。オンラインとオフラインの双方で新規開拓を進められる状態をつくれることが、営業代行を利用する大きなメリットです。
Webの外にいる顧客に届く
検索や広告で接点を持てるのは、すでに商品やカテゴリに関心を持って行動している顧客に限られます。一方、世の中には自社商品を知れば取り扱いたいと考えるはずの小売店や、ギフト需要を抱えた法人も数多く存在するはずです。アウトバウンド営業なら、検索行動をしていない潜在層に対してこちらから接点を作れるため、競合より先にアプローチできます。特に地方の小売店やWebをあまり使わない業界の企業は、オンライン施策だけでは接点を持てないまま終わってしまう相手です。
展示会やホワイトペーパーで集めたリードと比べても、こちらから狙って接触した相手のほうが、取り扱いを前向きに検討してもらえる確率は高くなります。こうした層に電話・フォーム・手紙などで直接アプローチすることで、競合がまだ手を付けていない販路を先に押さえられます。
卸取引で1件の取引額が大きい
ECの個人向け販売は1件あたりの購入額が小さく、売上を伸ばすには顧客数を積み上げ続ける必要があります。これに対して卸先や法人顧客との取引は、1社あたりの発注額が大きく、継続発注で年間の取引額が積み上がる構造です。初回の取引が小さくても、リピート発注が始まれば1社で個人顧客数百人分の売上に相当することもあります。
さらに、広告経由の顧客獲得と比べて、営業経由のほうが商談獲得単価を抑えられる場合が多い点も見逃せません。広告はリード単価が安く見えても商談化率が低く、結果として商談1件あたりの費用が高くつくことがあるためです。取引額と獲得効率の両面から見て、卸開拓はECの売上を伸ばす有効な方法といえます。
広告に頼らない販路づくりや潜在層への接点づくりといったメリットを実際に得られるかどうかは、現場で動く担当者の力量に大きく左右されます。カリトルくんはテレアポ・フォーム・手紙などのアプローチ手法を業界特性に合わせて使い分けており、電話だけでは届きにくい相手にも接点をつくれます。
EC・通販向け営業代行の費用相場
営業代行の費用は、どの料金体系を選ぶかで考え方が大きく変わります。EC・通販事業者が検討しやすい代表的な料金体系と、それぞれの費用の目安を整理します。
| 営業代行タイプ | 費用 |
|---|---|
| 固定報酬型 | ・月額10万円程度〜数十万円 ・初期費用5万〜10万円程度 ・成果の増減にかかわらず毎月一定額 |
| 成果報酬型 | ・アポ単価1.5万〜2万円程度 ・コール単価200〜300円程度・初期費用は抑えやすい |
| 複合型 | ・月額5万〜10万円程度 ・成果に連動する費用を上乗せ ・固定費を抑えつつ成果も求める形式 |
このなかでおすすめは固定報酬型です。毎月の支払額が一定で予算を組みやすく、目先のアポ件数に振り回されずにリストやトークの改善へ腰を据えて取り組めます。卸先の開拓は最初の数か月でターゲット業種や提案内容を検証しながら精度を上げていく性質があるため、改善に時間を使える料金体系のほうが結果的に成果へつながりやすいといえます。
EC・通販の場合、費用を回収できるかどうかは1回の受注額ではなく年間の取引額で判断するのが適切です。卸先や法人顧客は継続発注が前提となるため、取引先1社あたりの年間取引額から逆算して、何社獲得できれば費用を上回るかを先に置いておくと判断を誤りません。粗利率と想定発注サイクルがわかれば、月額費用に対して必要な新規取引先の数はすぐに計算できます。
はじめて卸開拓に取り組む段階では、毎月の支払いが読めることと、費用対効果を検証しながら続けられることが安心材料になります。カリトルくんは月額10万円から始められる固定報酬型で、大きな予算を確保しなくてもスモールスタートが可能です。成果報酬型のように成果が出るほど支払いが膨らむ心配を避けたい企業に向いています。
参考:営業代行の料金形態と費用相場!費用対効果の目安や失敗しない選び方も解説
EC・通販に強い営業代行会社の選び方

営業代行会社は数多くありますが、EC・通販の販路開拓で成果が出るかどうかは、商流の理解度と活動内容の見え方で決まります。ここでは、依頼先を比較する際に確認しておきたい観点を解説します。
EC・消費財の営業実績が具体的か
まず確認したいのは、EC・通販や消費財まわりの支援実績が具体的に語られるかどうかです。「幅広い業界に対応」という説明だけでは、自社の商材で成果を出せるかを判断できません。どの業種のどんな相手に、どの手法でアプローチして、どれくらいの商談が生まれたのかを具体的に聞き出しましょう。担当者が実績を数字と背景まで説明できる会社は、現場の一次情報を持っている可能性が高いといえます。
一方、事例が抽象的な表現に終始する場合は、自社が最初の挑戦になるかもしれません。それ自体が悪いわけではありませんが、その前提で期間や目標を設定する必要があります。商談化までの見込みを共有できる相手かどうかは、契約前の会話で十分に見極められます。
卸と小売の商流を理解しているか
EC・通販の販路開拓では、相手先の仕入れの仕組みを理解しているかどうかが結果を分けます。小売店やバイヤーには仕入れの予算枠と検討時期があり、掛率・ロット・納期・支払条件といった条件面の話が最初の関門になります。この前提を知らない担当者が電話をかけても、会話が商品の説明で止まってしまい、取引の話まで進みません。
商流を理解している会社であれば、初回の接触の段階から仕入れ担当者に必要な情報を渡し、検討に乗せるところまで設計できます。問屋を経由する商材か、直接取引が主流の業界かによってもアプローチ先は変わります。自社の商材がどの流通経路に乗るのかを一緒に整理してくれる会社を選ぶと、初動の遠回りを減らせるでしょう。
電話とフォームを使い分けられるか
アプローチ手法が電話だけに限られている会社は、相手の業界によって成果が大きく振れます。実店舗や地方の小売店のように電話がつながりやすい相手もあれば、Web関連の企業のように問い合わせフォームやメールのほうが反応の良い相手もいます。同じ担当者が複数の手法を切り替えられる体制かどうかは、契約前に必ず確認しておきたい点です。
電話で反応が薄いとわかった時点でフォームや手紙へ切り替えられれば、無駄な期間を短くできます。手法ごとに別会社へ発注し直すことになると、商材理解の共有がやり直しになり、時間も費用も余計にかかってしまうでしょう。単一の手法しか持たない会社より、状況を見て組み合わせを変えられる会社のほうが、販路開拓では有利に働きます。
活動の中身を録音で確認できるか
報告書の数字だけでは、現場で何が起きているかはわかりません。実際の会話には、断られた理由や、相手が反応した言葉といった、文字では伝わらない情報が含まれています。全件の架電録音を共有してもらえるかどうかは、改善の速さを左右する重要な確認事項です。録音を聞けば、商品の説明が伝わっているのか、そもそも仕入れ担当者に届いていないのかを自社で判断できます。あわせて、獲得したアポの中身をどこまで報告してもらえるかも確認しておきましょう。
仕入れ予算の有無、決裁者かどうか、検討時期といった情報まで揃っていれば、商談の準備が変わります。また、担当者との相性が合わなかった場合にディレクターを変更できるかどうかも、長く付き合ううえで確認しておくと安心です。
録音の共有や担当者の変更可否まで踏み込んで確認すると、比較の精度は一段上がります。カリトルくんは架電の録音を全件共有し、仕入れ予算・決裁者・検討時期まで含めてアポの中身を報告するほか、担当ディレクターの変更にも対応しています。
参考:営業代行で失敗する5つの原因と対策!おすすめの会社や選び方も解説
EC・通販におすすめの営業代行会社9選
ここでは、EC・通販事業者が販路開拓を依頼する候補となる営業代行会社を紹介します。料金体系や得意な手法は会社ごとに異なるため、自社の商材と予算に合う相手を並べて比較してください。
| カリトルくん | 7つの手法を使い分けるBtoBアウトバウンド営業代行 | 固定報酬型 | 月額10万円〜 |
| 株式会社セレブリックス | 小売販路や店舗の開拓まで含む営業支援 | 公式サイトにて要問い合わせ | 公式サイトにて要問い合わせ |
| 株式会社アイランド・ブレイン | 合意した条件を満たす商談のみを納品 | 完全成果報酬型 | 商談1件20,000円(税別) |
| 株式会社エグゼクティブ | 無形・高額商材のインサイドセールスに特化 | 成功報酬型 | 公式サイトにて要問い合わせ |
| 株式会社完全成果報酬 | アポ獲得から訪問・クロージングまで対応 | 成果報酬型 | アポ・訪問1件15,000円〜(別途管理費10%) |
| 株式会社ネオキャリア | 戦略設計から顧客フォローまで一気通貫 | 複合型(固定+成果報酬) | 初期費用10万円〜/月額30万円〜 |
| アズ株式会社 | 決裁者の役職別にアポ単価を設定 | 成果報酬型(固定・複合も対応) | 初期費用30万〜100万円/月額10万円+アポ単価7,000〜55,000円 |
| 株式会社ambient | BtoB専門のテレアポ代行 | コール課金型 | コール単価250円〜 |
| 株式会社soraプロジェクト | インサイドセールス代行とD2C向けの専用サービス | 固定・成果報酬・複合の3プラン | 公式サイトにて要問い合わせ |
カリトルくん

StockSun株式会社が運営する、BtoBアウトバウンド営業に特化した代行サービスです。テレアポ・フォーム・メール・手紙・SNS・ウェビナーフォロー・SDRという手法を同じ担当者が業界特性に応じて切り替えられるため、電話の反応が想定より薄かった場合もフォームや手紙へ早く方針を変えられます。EC・通販の卸開拓では、相手がWebに慣れた業界か、電話や訪問のほうが早い業界かで結果が大きく変わるため、この切り替えの速さが成果に直結します。架電はすべて録音して共有され、仕入れ予算や決裁者、検討時期まで含めてアポの中身が報告されるので、商談前の準備がしやすい点も特徴です。オペレーターは商材理解テストに合格した人のみが稼働し、担当ディレクターの変更にも対応しています。月額10万円からの固定報酬型で、成果報酬型のように件数を稼ぐ動機が働かない料金設計になっています。
| 会社名 | StockSun株式会社 |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿3-7-30 フロンティアグラン西新宿地下1F B102 |
| 特徴 | 月額10万円からの固定報酬型で7つの新規開拓手法を使い分けるBtoBアウトバウンド営業代行。架電の録音を全件共有し、支援実績は400社以上 |
| 向いている企業 | ECや通販の商材で卸先・法人顧客を新たに開拓したい企業。小さく始めて反応を見ながら販路を広げたい事業者 |
株式会社セレブリックス

営業支援を長年手がけ、蓄積したノウハウを体系化した営業代行会社です。累計1,400社・12,700サービスの支援で得た知見を「セールスメソッド」としてまとめ、担当者の経験に依存しない営業プロセスの構築を掲げています。戦略の設計から実行までを通して任せられるため、営業の型そのものを整えたい企業に向いています。EC・通販事業者にとって注目したいのは、事業領域として小売販売支援を明示している点です。小売店の販路開拓や店舗・施設の開拓、個人向け商材の開拓もサービス区分として挙げており、消費財を扱うメーカーの卸開拓と重なる領域を持っています。公式サイトでは「EC・通販」という表現までは使われていないため、自社の商材に近い実績があるかは問い合わせの際に確認するとよいでしょう。料金は公開されておらず、内容に応じた個別見積りとなります。
| 会社名 | 株式会社セレブリックス |
| 所在地 | 東京都江東区有明 |
| 特徴 | 累計1,400社・12,700サービスの支援実績を持つ営業支援会社。営業プロセスを体系化し、戦略設計から実行までを一貫して支援。小売販売支援も事業領域に掲げる |
| 向いている企業 | 一定の予算を確保でき、営業の型づくりから任せたい中規模以上の企業。小売販路の開拓を伴う消費財メーカー |
株式会社アイランド・ブレイン

新規開拓のアポイント獲得に特化した、完全成果報酬型の営業代行会社です。トークスクリプトの作成費やリスト作成費、月額固定費が発生せず、事前に取り決めた商談条件を満たしたアポイントのみが課金対象になります。費用は商談1件につき20,000円(税別)で、業種や条件による変動がない点がわかりやすい部分です。最低1件から発注できるため、卸開拓を試しに始めたい段階でも予算を組みやすくなっています。一方、公式サイトに掲載されている対応業種はWeb制作やシステム開発、製造、建築、人材といった領域が中心で、EC・通販や小売の実績は確認できませんでした。自社の商材で成果が見込めるかどうかは、事前に類似業種の事例を確認しておくことをおすすめします。獲得した商談を進める人員が社内にいる企業であれば、アポ獲得だけを切り出して任せる使い方が可能です。
| 会社名 | 株式会社アイランド・ブレイン |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中区錦3-4-6 桜通大津第一生命ビル3F |
| 特徴 | 初期費用・月額固定費なしの完全成果報酬型で、合意した条件を満たす商談のみ課金。商談1件20,000円(税別)、55業種4,500社以上の導入実績 |
| 向いている企業 | 固定費をかけずにアポ獲得だけを外注したい中小企業。獲得後の商談を自社で進められる体制がある事業者 |
株式会社エグゼクティブ

説明に時間がかかる無形商材や高額商材のインサイドセールスを得意とする営業代行会社です。特定の企業を狙って攻略するABMや、新規開拓を担うBDRの領域に特化しており、専門知識が必要な商材や検討期間の長い商材を扱う企業から選ばれています。営業請負の実績は1,000社以上、契約継続率98%、最長の取引は15年におよぶと公表されており、腰を据えた支援を前提とした体制がうかがえます。料金は成功報酬型で、金額は商材やターゲット、依頼する工程、活動量によって個別に見積もる形です。EC・通販や消費財まわりの実績は公式サイトでは確認できず、掲載されている領域はシステム開発、クリエイティブ、販促、工業製品、建築などが中心となっています。ECの商材でも高単価な法人向け提案を伴う場合は、相談する価値のある選択肢です。
| 会社名 | 株式会社エグゼクティブ |
| 所在地 | 東京都中央区日本橋堀留町1-6-5 丸彦ビル4F |
| 特徴 | ABM・インサイドセールス・BDRに特化した営業代行。無形・高額・説明が複雑なBtoB商材を得意とし、営業請負実績1,000社以上、契約継続率98% |
| 向いている企業 | 検討期間が長く単価の高い法人向け商材を扱う企業。大手企業の決裁者層へアプローチしたい事業者 |
株式会社完全成果報酬

社名のとおり、完全成果報酬型に振り切った営業代行会社です。サービスはアポイント獲得を担う「完全成果アポインター」、商談やクロージングを担当する「完全成果クローザー」、新規事業の立ち上げを支援する「完全成果プロデューサー」に分かれており、営業のどの工程を外注するかを選べます。料金はアポインターがアポイント1件15,000円から、クローザーが訪問1件15,000円からで、いずれもプロジェクト管理費が10%別途かかります。月額30万円未満の場合は初期費用として10万円が発生する点も、見積りの際に押さえておきたい条件です。公式サイトに掲載されている実績は人材紹介、住宅、SaaS、外壁塗装、リフォームなどが中心で、EC・通販や小売の事例は確認できませんでした。アポ獲得だけでなく商談の実施まで任せたい場合に、検討対象となる会社といえます。
| 会社名 | 株式会社完全成果報酬 |
| 所在地 | 東京都品川区東五反田 |
| 特徴 | 完全成果報酬型の営業代行。アポ獲得・商談クロージング・新規事業立ち上げの3領域に対応し、アポ/訪問1件15,000円〜。別途プロジェクト管理費10% |
| 向いている企業 | 初期費用を抑えて外注を試したい中小企業。アポ獲得から訪問・クロージングまでまとめて任せたい事業者 |
株式会社ネオキャリア

営業戦略の設計から顧客フォローまでを通して任せられる営業代行サービスです。サービス名は「ネオシェア」で、リスト作成、テレアポやDMによるアプローチ、オンライン商談、フィールドセールス、契約後のカスタマーサクセスまでを一貫して対応します。今回取り上げた会社のなかで、対応業界に「EC通販」を明記している数少ない会社であり、Web広告やソフトウェア、食品メーカー、物流など幅広い領域をカバーしています。インテントデータを活用した分析や全国のコールセンター体制を持ち、最短15営業日で稼働を開始できる点も特徴です。料金は固定月額のプランと成果報酬を組み合わせたプランが用意されており、トライアルプランは初期費用10万円から、月額30万円からとなっています。予算に一定の余裕があり、営業活動をまとめて委ねたい企業に向いています。
| 会社名 | 株式会社ネオキャリア |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル |
| 特徴 | 営業代行サービス「ネオシェア」を提供。戦略設計からリスト作成、商談、カスタマーサクセスまで一気通貫で対応し、対応業界にEC通販を明記。取引実績3,500社以上 |
| 向いている企業 | 営業リソースが不足している成長段階の企業。マーケティングからクロージングまでまとめて外部に委ねたい事業者 |
アズ株式会社

法人向けのアウトバウンド営業に特化し、決裁者の役職ごとに単価を設定している営業代行会社です。主力サービスの「アポハンター」では、新規アポイントの獲得だけでなく、既存顧客のフォローや過去に取引のあった企業の掘り起こしにも対応します。専属担当者が月次で訪問し、活動報告と数値分析、次の戦略提案までを行う運用体制を敷いている点が特徴です。料金は成果報酬型がメインで、アポイント単価は狙う相手の役職によって変わります。実務責任者クラスで20,000〜30,000円、役員・執行役員クラスで45,000〜55,000円という設定で、社長・会長クラスは個別相談となります。加えて初期費用と月額の管理費が必要なため、総額の見積りは事前に確認しておきましょう。EC・通販まわりの実績は公式サイトでは確認できず、掲載されているのはIT、サービス、建築・不動産、食品といった領域です。
| 会社名 | アズ株式会社 |
| 所在地 | 東京都新宿区神楽坂6-46 ローベル神楽坂10階 |
| 特徴 | 法人向けアウトバウンド営業に特化した「アポハンター」を提供。決裁者の役職別にアポ単価を設定し、専属担当者が月次で報告・分析・戦略提案まで実施 |
| 向いている企業 | 役員や決裁者クラスへの接点が必要な高単価商材を扱う企業。新規開拓の専門チームを外部に持ちたい事業者 |
株式会社ambient

BtoB専門のテレアポ代行に絞り、コール単価を抑えた料金体系を採用している会社です。費用はコール単価250円からで、依頼するボリュームによって変動します。契約期間の縛りがなく初期費用も抑えられるため、まずは架電の量を確保して市場の反応を確かめたい段階に適しています。各業界でのアポ獲得経験を持つ専任のオペレーターを配置し、約120万社分のマーケティングデータを保有している点も強みです。導入事例の業界区分にEC・通販という表記はありませんが、メーカー領域の事例に美容製品やダイエット製品、ウォーターサーバーといった消費財が含まれており、通販商材に近い実績は確認できます。楽天ショップを運営する食品小売会社の事例も掲載されています。なお料金ページでは「1件」がアポイントを指すのかコールを指すのかが明記されていないため、契約前に定義を確認しておくと安心です。
| 会社名 | 株式会社ambient |
| 所在地 | 東京都新宿区新宿2丁目 KDX新宿286ビル3階 |
| 特徴 | BtoB専門のテレアポ代行。コール単価250円〜の課金型で契約期間の縛りがなく、約120万社のマーケティングデータを保有。専任オペレーターが架電を担当 |
| 向いている企業 | 費用を抑えて架電の量を確保したい中小企業やスタートアップ。テレアポの外注を小さく試したい事業者 |
株式会社soraプロジェクト

インサイドセールス代行を主軸に、D2C事業者向けの専用サービスを用意している営業代行会社です。福岡と東京に拠点を構え、AIによる自動架電と人による架電を組み合わせて効率を高めています。EC・通販の事業者にとって注目したいのは「D2C業界特化アウトバウンド」という専用メニューで、休眠顧客への再購入や別商品の提案、既存の優良顧客へのアップセルとクロスセル、カート離脱者へのフォローコールに対応しています。既存顧客のLTVを高めたいEC事業者にとっては、卸開拓とは別の方法で売上を伸ばす選択肢といえるでしょう。BtoB側でも人材、教育、食品・飲料の製造といった業界に対応しています。料金は固定費のみのプラン、完全成果報酬のプラン、固定費と成果報酬を組み合わせたプランが提示されていますが、金額は公式サイトに掲載されておらず、資料請求または問い合わせが必要です。
| 会社名 | 株式会社soraプロジェクト |
| 所在地 | 福岡県筑紫野市(福岡本社)/東京都渋谷区千駄ヶ谷(東京本社) |
| 特徴 | インサイドセールス代行・テレアポ代行が主軸。AI架電と人による架電を組み合わせ、D2C業界特化のアウトバウンドサービスとして休眠掘り起こしやカゴ落ちフォローにも対応 |
| 向いている企業 | 卸開拓に加えて既存顧客のLTV向上にも取り組みたいEC事業者。インサイドセールスを外注したい企業 |
EC・通販における営業代行の成功事例
実際にEC・通販の商材で販路開拓に取り組み、成果につながった支援事例を紹介します。いずれもカリトルくんが支援した案件で、業界に合わせて手法を変えたことが結果を左右しました。
ECの卸開拓で32件の商談を獲得した事例
海外の格闘技ブランドを輸入販売し、ECサイトの運用代行も手がける企業の事例です。格闘技ジム向けの開拓では2ヶ月間で32件の商談を創出し、EC支援でも1ヶ月で4件の相談を獲得しました。成果を分けたのは、相手の業界文化に合わせて接触手段を変えた点です。ITへの慣れが比較的浅い格闘技ジムに対しては電話から訪問へつなぐ流れを選び、Web業界に対しては問い合わせフォームからのアプローチを採用しました。同じ商材でも、届け先によって最適な手段は異なります。さらに、ジム側には用品販売の売上10%を還元するアフィリエイト型の提案を用意し、導入の心理的な負担を下げました。断り理由や質問を生成AIで分析してリスト化し、改善へ反映させる仕組みも並行して回しています。
600コールで16件のアポを獲得した事例
宮城県仙台市を拠点に、月間500万アクセスの地域情報サイト運営やSNS運用代行、ノベルティグッズの卸などを手がける企業の事例です。支援開始から3ヶ月・計600コールで16件のアポイントを獲得し、うち4件が成約、検討中を含めると計8件が受注に近い状況まで進みました。この案件では、地元で認知度の高い自社メディアをきっかけにしたことで、ホテルやショッピングモールといった通常なら受付で止まる相手にも話を通せています。あわせて、まずは資料を届けて挨拶するだけという心理的な負担の軽いアポを数多く設定し、接点をつくることを優先しました。取り扱う商材の幅が広いほど、相手の状況に合う提案を選びやすくなる点も、この事例が示しています。
こうした事例に共通するのは、業界の反応を見ながら手法と提案の形を変えた点です。カリトルくんではテレアポ・フォーム・手紙など複数の手法を同じ担当者が切り替えられるため、初動の反応が想定と違った場合も方針を早く修正できます。
EC・通販の営業代行で成果を出すポイント

営業代行は発注すれば自動的に成果が出るものではなく、発注側の関わり方によって結果が変わります。ここでは、EC・通販事業者が押さえておきたい進め方を解説します。
オーナーシップを持って一緒に取り組む
「費用を払っているのだから細かい指示は不要だろう」という姿勢で任せきりにすると、うまくいかないことがほとんどです。代行会社に自社の社員と同じ水準の商材理解や業界理解を求めるのは現実的ではないため、役割を分けたうえで一緒にPDCAを回す体制をつくる必要があります。顧客起点での戦略づくり、業界特有のノウハウの提供、提案パッケージの設計は発注側が担い、営業目線での戦術立案とその実行を代行会社が担当する形が適切です。
週に一度は架電の録音と数値を一緒に振り返り、断られた理由やターゲットの反応を共有しましょう。この振り返りを続けている企業ほど、開始から3ヶ月ほどで商談の質が変わってきます。発注後の定例ミーティングにも、可能な限り商品を最もよく知る人が参加してください。
少額から始めて検証する
卸開拓を初めて行う場合、どの業種のどんな規模の相手に商材が受け入れられるかは、やってみるまでわかりません。そのため、最初から大きな予算を投じるのではなく、小さく始めて反応を見ながらターゲットを絞り込む進め方が適しています。初月から受注や商談の質を求めると、条件を厳しく設定しすぎてアポの数自体が伸びず、判断材料が集まらないまま終わってしまいます。
まずは商談数を目標に置き、実際の会話から「受注につながりそうな相手の共通点」を言語化していきましょう。反応の良かった業種が見えてきた段階でリストを広げれば、費用の無駄を抑えられます。営業代行はテストマーケティングの手段としても機能し、新商品を卸先に持ち込んだ際の生の反応を集める用途にも使えます。
商品の世界観を言語化して渡す
EC・通販の商材は、価格や機能だけで比較されると埋もれてしまいます。ブランドとしてどんな価値を届けたいのか、どんな売り場に置かれたいのかを言葉にして渡さなければ、代行会社の担当者はその魅力を相手に伝えられません。ブランドの世界観と、掛率・ロット・粗利率といった取引条件の両方を整理して共有することが、質の高い商談につながります。
粗利率がわかれば、何社獲得できれば費用を回収できるかという逆算も一緒に行えるはずです。あわせて、既存の取引先がなぜ自社を選んだのか、どんな点を評価しているのかも伝えておくと、トークの説得力が増します。曖昧な表現ではなく、どの相手にどう役立つのかを具体的に言い切れる状態にしておきましょう。
発注側が渡す情報の質が、そのまま商談の質に反映されます。カリトルくんは発注後にプレキックオフミーティングで商材理解の時間を設けたうえで、粗利率や受注率まで踏み込んで確認し、回収ラインから逆算した運用設計を行います。
EC・通販の営業代行についてよくある質問
EC・通販事業者から寄せられることの多い質問をまとめました。
D2Cブランドでも卸販路は必要か
自社ECだけで売上が伸びている段階でも、卸販路は用意しておく価値があります。広告費の高騰やアルゴリズム変動といったオンライン特有のリスクを分散でき、実店舗に置かれること自体がブランドの認知につながるためです。世界観を守りたい場合は、取扱店の条件を絞ったうえで開拓する方法もあります。
小規模なショップでも依頼できるか
小規模な事業者でも依頼できます。固定報酬型であれば月額10万円程度から始められるサービスもあり、まずは特定の業種に絞って小さく検証する形が現実的です。むしろ営業担当を採用する余力がない事業者ほど、外部のチームを使う効果は大きくなります。
EC運営代行と同時に頼めるか
同時に進めて問題ありません。EC運営代行はサイトやモールの運営実務を担うサービス、営業代行は卸先や法人顧客を開拓するサービスであり、担当する領域が重なりません。オンラインの売上を維持しながら、並行して別の販路を育てる進め方が可能です。
自社に合う進め方が判断しづらい場合は、まず現状の商材と目標を伝えたうえで相談してみるとよいでしょう。カリトルくんでは商材や業界に応じた運用設計の提案を行っており、資料請求から具体的な相談まで対応しています。
まとめ|EC・通販の営業代行ならカリトルくんへ
EC・通販の営業代行は、卸先や法人顧客といったオンライン集客の外側にある販路を開拓するサービスです。広告費の高騰やアルゴリズム変動に売上が左右される状況から抜け出すには、予測の立つ販路をもう1本つくっておくことが有効といえます。依頼先を選ぶ際は、EC・消費財の実績が具体的か、卸と小売の商流を理解しているか、電話とフォームを使い分けられるか、活動の中身を録音で確認できるかを確認しましょう。費用面では、予算が読めて改善に時間を使える固定報酬型が扱いやすい選択肢になります。
オンラインの内側だけで売上を伸ばし続けることに限界を感じているなら、Webの外に販路をつくる取り組みを始めるタイミングです。カリトルくんは月額10万円からの固定報酬型で400社以上の支援実績があり、EC・通販の商材でも業界に合わせた手法で商談を創出しています。まずは資料請求または問い合わせから、自社の商材で何ができるかをご相談ください。
